2017年12月7日木曜日

居場所が見つかった


東の壁を挟んで、南北対象形になっている、戸袋の壁を張り終わりました。
真ん中に見えるのは、北側の戸袋で、その右にホールの4枚の吊り戸をつくり、4本レールで、戸は全部戸袋に収まります。
戸袋の壁の、まだ最後の一枚を張り残していた時、夫が木彫りを出してきて、ぶら下げました。


その昔、タイで暮らしていたころに手に入れたもの、丸太を半分に割って、透かし彫りにしてあります。彫りもの自体、古いものではありません。1980年代に、古い木を使って、盛んに彫られていたものです。
ただ、仲介するつもりだったのに、手違いで残ってしまって、大きすぎて飾る場所もないので、いつも邪魔にしていました。


ここにぴったりでしょうか。
中に明かりを入れたら素敵かもしれませんが、装飾的すぎるかもしれません。
  

 やっと居場所を得て、彼らも喜んでます。





2 件のコメント:

karat さんのコメント...

浮き彫素敵ですね。ピタッとお誂えのようです。こんなものがストックから出てくるところが凄いですが…。
丸い木の幹そのものを彫っていったものなのですね?下の人たちは馬の脚を軽々と支えていますが、まあその人たちが乗っているのも波の上だから…ファンタジーというか神話の世界か何かでしょうか?
実はこれで前日の記事の疑問も解けました。戸袋が開くようになっている…ってずいぶん狭い戸袋だこと。どこから戸がくるんだろう?と思っていました。戸が向こうから来る戸袋の背面だったのですね(^^;)。

さんのコメント...

karatさん
どんだけ「もの」にまみれているのか、お恥ずかしい限りです(汗)。
山本周五郎の描く、「長持ち一つ」の生活にあこがれながら、ここに来てから必要な品も増えて、ものが増えている上に、「あれも捨てないこれも捨てない生活」にも拍車がかかっている気がします(大汗:)。
この木彫りは、タイの神話の世界っぽいけれど、何のお話と特定できるものではないと思います。それにしても、木を上手に使う腕はすごいですね。

はい、戸袋の背面でした。作業棟は生活空間でもないので断熱材は入れません。私の気がかりは、カマドウマに棲みつかれることで、できるだけ隙間をつくらないよう心掛けています。大きな扉とかは、心してかかるのですが、こんな小さな扉、何とでもなるわと片手間でつくって、残っていた安物の蝶番を使ったら、はまらなかったり、蝶番が曲がったり(笑)、昨日はもう一つの戸をつけるので苦戦しました。あなどると、しっぺ返しにあってしまいます。