2017年11月6日月曜日

犬猫と

いつも朝は大忙しです。
犬のうなぎは、認知症が進んだのかあまり昼夜の感覚はないようですが、早朝に騒ぎ出したらおしっこをさせ、おむつをつけ、水を飲ませ、自力では身体が動いてしまうので食べることのできないので、身体を前に進まないように抑えて食べさせ、またしばらくしたらウンチをさせたりと、いっときは手が離せません。


その間、尻尾を怪我しているトラには、化膿止めと缶入りの餌とを練り合わせたものをつくって、ドライフードの上にそれを置き、一時的にエリザベスカラーを外して食べさせます。


薬入りとはいえ、朝夕の食事時が待ち遠しくて、よく食べるので助かります。 食べ終わったら、間髪を入れず、また、エリザベスカラーをつけて、えりまき猫姿に戻ります。

ところが今朝はうなぎの世話はなし、トラに餌をやるだけで、のんびりしたものでした。

 
というのも、昨夜、うなぎが発作を起こしてしまって、その余波で、今朝はまだ寝ているからです。
敷いてあったものや縁にかけてあったものは掘り返されぐちゃぐちゃになっていますが、毛布の下で寝ています。

昨夜、うなぎの寝床(以前は三匹寝ていたので、文字通りちょっと長い)に入れて寝かそうとしたら発作を起こしそうになったので、慌ててサークルの中へ入れたのですが、次第にわけがわからなくなりました。うめきながら壁に頭を押しつけ、床を掘り、喘ぎ、吠え、夜の10時からそんな状態が5時間ほど続きました。
こんなときは、束縛されるのを嫌うので、抱いてやることもできません。
二日ぶりの発作でした。
発作の前には平穏な時間が続いたので、ひょっとしたらしばらく発作を起こさないかもしれないと淡い期待を抱いたのですが、そうは問屋が卸しませんでした。

最初に発作を起こしたのは九月、それから三週間ぐらい経って二度目の発作を起こしたのですが、その間隔は縮まるばかり、先週は三日連続で発作を起こしました。
発作を起こさない時はいたって正常で、ご飯もよく食べ、水もよく飲んでいます。ただ、意思とは関係なしにぐるぐる回ってしまう、「旋回運動」をせずにしないで、じっとしていられることは、ほとんどありません。
「旋回運動」は、平衡感覚を失ってしまう、犬によくある病気で、原因が耳にある場合と、脳にある場合があります。犬も、人間同様、老齢になると脳が委縮してしまうのです。

「旋回運動」は目まぐるしいもので、見ているだけで目が回りそうになります。
回らせすぎるとよくないとも言われているので、狭い寝床に入れて、出られないようにバリケードをつくって、回らせないようにすると、観念して寝ることもあれば、嫌がって出せと騒いだり、いつまでも敷いてあるものを掘り返し続けたりします。
その、自由に動けないストレスが、やがて発作へと続くこともあるので、寝床に入れるか、サークルに入れるか、それとも室内を自由に歩かせるかの判断が難しいのです。
自由にさせておくと、楽しく歩けることもあれば、わざわざ狭いところを見つけて首を突っ込み、出られなくなって騒ぐこともあります。

今朝は、うなぎはいつまで寝ているつもりでしょう?
おむつをつけているので起こしておしっこをさせる必要はありませんが、先回の、8時間の長い発作のあとは、12時間も寝ていたので、今日も、日中は一日寝ているつもりかも知れません。

さて、何度か室内で排せつして、すごい臭いをさせたトラですが、基本的には自分も嫌なのか、このごろは室内で排せつをせず、うなぎを外に連れ出すとき一緒に出てきてくれるので助かっています。


トラは、尻尾を噛まれてから、夜に外へ出るのが怖くなったのか、裏の出入り口のタイルに排せつし、猫砂を置いてやってからも、箱の中だけでなく、タイルの上にもおしっこをしました。
夫は、タイルだし、洗い流せばいいのだからさせてやればいいと言いますが、猫のおしっこは臭くて我慢できません。
そこでタイルを隠すように、廃材で台をつくり、そこにトイレ箱を埋めましたが、エリザベスカラーをつけているせいかどうか、これをつくってからは、一度も室内では排せつしていません。

外で、トラがトイレとして使っているところを数か所知っていますが、一度も臭ったことはありません。自然はすごいなぁと思います。
エリザベスカラーが取れるまで、まだ一週間もあります。






4 件のコメント:

hiyoco さんのコメント...

うなぎ大変ですね。犬のめまいはよく耳にします。友達は低気圧の時に起きやすいと言っていましたが、うなぎは違うようですね。12時間も寝たんですか!息しているか確認しちゃいますね。アディーも昔はぐっすり寝るなんてなかったけど、この頃は眠りこけて起きないことがあり、年取ったなぁと感じます。
うちの庭は所々アディーのおしっこ臭します。きっとトラとは量が違いますね~。 

昭ちゃん さんのコメント...

我が家のベッタリともりーは80を越しましたが
どちらも異常なしです。
でも私たちが限界にきているので面倒は難しいなー

さんのコメント...

hiyocoさん
結構大変です。ただ、以前はどこへ行くのも連れて行きましたが、今は置いて行っても、悲しんだり、探したりしません。それに、発作の後など、遠くのホームセンターなど、長時間留守にできるという利点もあります(笑)。
うなぎも、かつて昼間は決して寝床には近寄りませんでしたが、今年あたりから一人で行って、よく寝ている姿がありました。
熟睡と言えば、私もつい最近、おしっこさせておこうと触っても起きないので、びっくりしたことがありました。いつもどんなに熟睡していても、触るとぱっと飛び起きていたのに。
トラのおしっこ、念入りに穴を掘ってからして、念入りに砂をかけるせいか臭わず、どこでしているのか、長い間謎だったほどでした(笑)。でも室内でされたら、「うううう」です。

さんのコメント...

昭ちゃん
近くの人で、「今まで飼った猫は、全部ふっと出て行きました。死期を悟ったら出て行くらしいですよ」と言っている人がいます。それは楽ちんだけど、どうしたのかと思うし、寂しいですね。我が家の前飼っていた猫も、ドアを開けたらするっと出て行ってそれきりでした。
私の両親は、猫の晩年、二時間おきに外に連れ出して、ぶら下げておしっこをさせていました。大変だと言っていました。
まぁ、一緒に生きたお仲間ですから、できるだけのことはしてやりたいけれど、限界もあります。
昭ちゃん、大丈夫!ベッタリともりーはきっと、親孝行しますよ(^^♪