2017年6月14日水曜日

檀王法林寺からやってきた

京都で、人形師として修業をしているtopcatさんから、
「アパートの近くに檀王院法林寺があり、招き猫を授与しているらしいのだけれど要りますか?」
というメールをいただきました。
京都に住むって素敵、いろいろ、楽しいことに出逢う機会がいっぱい転がっているようです。
もちろん、お願いしました。


送られてきた箱を開けると、ビニールの袋が出てきました。
そう、この袋に書かれているように、檀王法林寺には、江戸時代にすでに招き猫を授与していたという伝説があります。
ということは、明治になってから授与をはじめた東京の豪徳寺より、「招き猫を授与したお寺」としては、檀王法林寺の方が古いということになります。


袋の中に、主夜神尊招福猫の入った箱、猫飴とともに、topcatさんのアパートのあるところに印をつけた地図も入っていました。
東山三条だそう、とってもいいところです。


箱を開けると、中から出てきたのは、ほっぺたがふっくらした、右手を挙げた黒猫でした。


じつは、檀王法林寺の招き猫の復刻版なら持っています。
2013年の、日本招猫俱楽部の復刻猫が、壇王法林寺の猫だったのです。
その猫と、今回送っていただいた猫とは、似ているのは黒いところと右手を挙げているところだけ、雰囲気はまったく違います。


topcatさんが送ってくれた写真です。
檀王法林寺には、授与された歴代の招き猫や、奉納された招き猫が、所狭しと並んでいるようですが、歴代の授与猫の写真を見ると、黒猫であるということ以外の類似点を見いだせないほど、形も表情も違います。


あった、あった。復刻猫は、右の猫を模したものでしょうか?
今授与されているのは、15センチを筆頭に、大中小です。その大中小の猫でさえ、それぞれに全く似ていないようです。


これはtopcatさんが、自分用にと求めた、中サイズの猫です。
私が送っていただいた、大サイズの猫とは、お顔だけでなく、前垂れなども全然違います。そして、小サイズの猫も、まったく別もののようです。
 

箱に入っていた、「主夜神尊略縁起」には、
「主夜神様とゆふ神様は私達人間の生命や財産を保護して下さる神様で御座いますから此の神様を信仰致しますると不時の災難を受けたり物を失ったりする様なことは絶對に御座いません夫れ故家が榮へる一方で御座います」
と書いてありました。


前から持っていた復刻猫には、胸に「主夜神尊」と陰刻してあります。
topcatさんが送ってくれたものには、胸ではなく背中に「だん王・主夜神尊」と陽刻してあり、 topcatさんが求めた中猫には、胸に四角く囲った中に、「主夜神尊」と陽刻してあるようです。
これも、面白いほど、まったくばらばらです。


略縁起の最後に書いてあったのは、
「神様の保護を受けんとする場合は御真言(をんばさんばゑんち主夜神そわか)を三言唱えること」
でした。


をんばさんばゑんち主夜神そわか
をんばさんばゑんち主夜神そわか
をんばさんばゑんち主夜神そわか


檀王法林寺のホームページを見ると、猫飴も売っていたので、それもお願いしました。


この猫飴のラベルの黒猫もまた、雰囲気が全然違います。
 

猫飴を開けてみたら、中から「檀王法林寺開創400年記念のおみくじが転がり落ちました。
中吉ですが、旅運二重丸です。
7月にtopcatさんの故郷の飯田に行くことになっていますが、そのことでしょうか?もしかしたら、いつか京都にも行けるのかもしれません。
楽しみ、楽しみ。







8 件のコメント:

hiyoco さんのコメント...

お寺や神社で売っているものを「授与品」というのですね!知らなかったー。祈祷などしてもらって招き猫を頂いたのかと思いました。
おみくじに「夜の散歩」とありますね。これはホタル観賞に違いない(笑)。

さんのコメント...

hiyocoさん
本当は、お守りでもなんでも授与しないで売っているんですけどね(笑)。そして、前もってすべて祈祷してあるはずです。おみくじがついていたから猫飴もかな?
昨年、鷲神社に行って、花火玉でできたお守りを買おうとしたら、行ったのが早すぎて、「まだ祈祷していないけれど、いいかな?」と聞かれました。
夜の散歩ですかぁ。蛍に出逢うことは間違いないけれど、猫背の狸とか、急いでいるイノシシとかには、逢いたくないなぁ。

bluemoon さんのコメント...

今日、久しぶりに東山魁夷さんの画集をパラパラ見ていました。「古道具屋」という京都の古道具屋さんの絵の中に、招き猫2匹が棚に並んでいました。春さんが浮かびましたよ(笑) 京都に行けたらいいですね。私も京都好きです。

さんのコメント...

bluemoonさん
はい、京都に行けたらいいですね。
考えてみると、19の時、生まれて初めて招き猫を買ったのは京都でした。四条河原町の角にあったお店でですが、その薄暗い店内もよく覚えています。むくりのついた屋根の町屋がすっかり消えてしまいましたが、京都はまだまだ辻々に、面白いものがいっぱいありますね(^^♪

Bluemoon さんのコメント...

私も考えてみますと、19歳か20歳の頃に京都で初めて招き猫を買いました。15ミリくらいのです(笑)。持っているのは6匹、うち2匹は春さんちからです。

さんのコメント...

Bluemoonさん
15mmって、産寧坂や清水坂の豆人形かな?小さな籠つきの袋なんかに入っていて、可愛いですよね(^^♪ほんと、京都って、あちらでもこちらでも楽しめました。

Bluemoon さんのコメント...

産寧坂や清水坂、そうかもです! 数回買って3匹持っているのですが、いつの間にか買った場所を思い出せなくて、どこで買ったんだろう、と考えていました。清水寺にはよく行きましたので、きっとそうです。昨年の京都観光は伏見稲荷・伏見桃山と嵐山でした。清水寺にも行きたかったのですが。今度は清水寺です。

さんのコメント...

Bluemoonさん
旅の途中でちょっと途中下車して寄るなら、やっぱり清水寺あたりですね。でも私も今度は伏見稲荷に行きたいです(^^♪