2017年2月6日月曜日

豪徳寺の古い招福猫児

骨董市で、「がんこさんのおやじさん」が地面に置いた薄い箱に、七、八体まとめて、無造作に入っていた招き猫は、前垂れの猫を除いて、一目で豪徳寺の招福猫児とわかるものばかりでした。前垂れの猫は、おやじさんが、
「それはどこかねぇ?」
と言いましたが、それも豪徳寺の猫だと思われます。

旧型招福猫児

というのも、復刻盤ですが、前垂れをかけた、豪徳寺の旧型招福猫児を持っていて、それによく似ているからです。


欲張って、大きい猫ばかり、三匹もいただいてきてしまいました。
お値段は、三匹で、高さ10センチほどの招き猫一匹の値段と同じくらい、超お得なものでした。


28センチの猫は、今授与されている豪徳寺の招福猫児に、三匹の中では一番よく似ています。
もっとも、今授与されているのは、艶なしのマット仕上げですが、これは艶があります。


左側の今の猫(と言っても、これも骨董市で買ったもの)と比べると、違いがわかります。


16センチの猫も艶があります。そして、これはちょっと体形が違います。
首回りが細い?挙げた右手と右足との間隔も離れています。

今戸でつくられた招福猫児

豪徳寺の招福猫児は、もともと東京今戸でつくられましたが、やがて、より大量生産できる岐阜県多治見に移り、いまは大産地である愛知県常滑でつくられています。


一匹だけいた、前垂れの猫です。


みんな、かなり汚れていますが、いったいどんなところで、何を見てきたのでしょう?

その日は、久しぶりに招き猫に出逢いたいなぁ思いながら骨董市に行きました。思いは通じるものです。
もっとも、もう一年以上も、瓦でできた屋根飾りを探しているのだけれど、こちらは、強く念じても、いまだに行き当たりませんが。





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