2017年2月2日木曜日

ゴイクンとチャヨー

作業が忙しくて、写真を撮る余裕もない今週を過ごしています。
というわけで、旧聞ですが、お正月に息子が来た時つくったヴェトナムの生春巻き(ゴイクン)と揚げ春巻き(チャヨー)でお茶を濁します。


チャヨーは、生春巻きの皮を四等分して、ビーフン、ひき肉、きくらげを炒めてナンプラー(本当はニュクマム)で味つけして冷ましておいたものを弧の方に乗せます。そして、巻きます。
生春巻きの皮は、ボウルの水にくぐらせ、数分置いておくと、程よく湿ります。
というわけで、一つ巻き終わったら、次の次に使う皮をくぐらせておきます。左上に見えるのが、次に巻く皮です。


湿った皮はくっつきやすいので、揚げるまで離して置いておきます。


そのまま食べるゴイクンは、パクチー、切ったレタス、茹でた海老、茹でた豚肉、さっと湯をくぐらせたもやし、戻したビーフン、ニラなどを包みます。


チャヨーの具の残ったものも加えました。
半分に割った海老は、色が見えるように、最初の一巻きしてから乗せて巻きます。


これも、くっつかないように並べておきます。

チャイヨーを揚げるときは、くっつきやすいので、一度にたくさん揚げず、二個とか三個だけ入れて、お互いにくっつかないように、菜箸で忙しく離してやります。


たれは、ナンプラー、レモン汁、たっぷりのニンニク、砂糖、そして生の唐辛子を刻んで混ぜたものが基本です。

今の季節だと、ハーブが少ないので、サニーレタス、サラダ菜、パクチー、ミント、もやし、ニラ、セリなど、ハーブのある季節なら、バジルやドクダミの葉も用意します。ドクダミの葉は、もちろん生です。
レタス類にゴイクンかチャヨーとハーブを乗せて包み、たれにつけて食べます。

「中に野菜が入っているのに、野菜と一緒に食べるの?」
と息子。
最近、なぜか日本のタイ料理屋にもゴイクンがあって(タイではあり得ない!)、それは野菜と一緒に食べないみたいなので、そう訊いたのでしょう。
野菜は二皿、たっぷり用意したのがあっという間になくなり、サニーレタスやサラダ菜は追加しました。
野菜がウサギのようにたくさん食べられる、ヘルシー料理でした。






2 件のコメント:

hiyoco さんのコメント...

ええ!生春巻きや揚げ春巻きを更に野菜で包んで食べるのですか!やったことない。。。

さんのコメント...

hiyocoさん
そういう人もいるんですね(と、上から目線、笑)。
日本のタイ料理屋の弊害かなぁ。日本でもヴェトナム料理屋ではちゃんと野菜が出てくると思うけれど。
ラオスの、路上の屋台で食べるのなんかは野菜付きでなくて、黒くてべっとり甘いたれがついていておやつ風だけど、またヴェトナムでも南と北では違うけれど、たいていは野菜と一緒に食べます。ヴェトナムって、フォーなんかでも、生野菜をいっぱい入れるでしょう?
本当はドクダミじゃなくて、見た目は全然違うけれどドクダミ味のハーブと食べますが、日本に住むヴェトナム人の友人がドクダミを使っていたので恐る恐る試してみたら、いけました(^^♪。まあ、本当は具としてはレタスを切ったのは入れないけどね。緑がきれいなのでちょっと入れます。
今度包んで食べてみて。生野菜がいくらでも食べられます。