2017年1月9日月曜日

無題

夫が、作業の合間にグローバリズム、格差の拡大、資本主義、タックスヘブンなどについて、勉強しています。
もともと、夫の関心事は、南北問題の解消ですが、イギリスのEU離脱、アメリカのトランプ氏当選などの現象を、読み解きたいと思っているのです。

本も読んでいますが、DVDを見ていることも多く、一緒に見て、胸塞がれています。
お金持ちを優遇すると、上から下におこぼれが流れていくというシャンペンタワー政策が機能せず、金持ちと貧乏人に二極化している現実、その政策はトランプ氏の所得税減税などで、見直されるどころか、さらに加速されようとしています。

先進国内の安売りの企業が儲かる(安く買いたがる国民全員がそれに加担)一方で、それを生産する国の工場やそのさらに下請け工場では、休みなしの12時間労働と言った、劣悪な労働条件がまかり通っています。
そして、そんな工場は、さらなる低賃金を求めて中国からヴェトナム、カンボジア、ビルマなどに移動しつつありますが、中国の下請け会社はそうはさせまいと、さらに過酷な労働を人々に強いて、人々はそれでも職がなくなるよりはましと耐えていました。
いったいこれからどうなるのでしょう?
 
 
かくいう私も、世界の億万長者のAmazonに依存し、facebookを利用し、Googleのブログでブログを書いている、この居心地の悪さ。
そして、便利さと、どうしようもなさ。








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