2016年6月13日月曜日

お菓子の木型


お菓子の木型で、一番最初に惹かれたのはディスプレイ用に使えるような、シンプルなものたちでした。
 

あるいは、何かに代用できるもの、例えば鍋敷きとして使えたりするものです。


それにしてもお菓子の木型は、木目があるというのに、なんと滑らかに、きれいに彫られているのでしょう。だんだん、シンプルなもの以外も目につくようになりました。




お菓子の型の魚たちです。
上から日本、中国、そしてオランダのお菓子の型です。
日本の菓子型の魚と言えば鯛が定番ですが、これは鱒でしょうか、鮎でしょうか?


オランダの木型は、魚の形といい、ペーズリーといい、インドの影響を受けていると思われます。
大航海時代、オランダはアフリカ、そしてアジアの木を伐って船を仕立てて世界に進出、世界中のものを取ってきたり、出先にもたらしたりしました。
この硬い木は、いったいどこから持ってきたのでしょう?


それにしても、いろいろな地域で、いろいろなお菓子の木型がつくられたものです。








4 件のコメント:

hiyoco さんのコメント...

お菓子の木型は、クッキーとかですかね?これに生地を入れて取り出して焼くんでしょうか?見てると飛び出しているのか凹んでいるのか、脳がクラクラしてきました。トリックアートみたい。中国の型の魚の隣は何でしょう?!謎ですね。

さんのコメント...

hiyocoさん
日本では落雁や練り切り、金華糖など、ヨーロッパではマジパンやメレンゲのお菓子などをつくるときに使うのではないでしょうか?もっとも、ヨーロッパでは、ビスケットの型としても使われていたようです(https://www.arista.co.jp/story/museum/tool_foreign.html)。
中国の型の、魚の隣りは蓮の実です。おめでたい絵柄というわけでしょうか、わりとよく見かけます。
確かに中国の魚、飛び出しているようにも見えますね(笑)。

hiyoco さんのコメント...

あー、蓮の実ですね!逆に見てました。クラゲじゃないしなんだろう?と思っていました。

さんのコメント...

hiyocoさん
さすが、海の友、くらげねぇ(笑)。
昔、落雁みたいだけどもっとバサバサした感じで大きい砂糖菓子がありました。あっ、そういえばお盆のとき、仏さまにあげるようなお菓子です。口の中の感触も覚えているけれど、長い間食べていません。
あと、型を使った、ただの砂糖板のような色付きのお菓子もありました。例えば、宮島土産なら、杓文字の大きさで、濃い桃色で砂糖板です。こっちは甘いだけで、子どもですら辟易したけれど、仏さまのお菓子のようなの、この型を使って自分でつくれたらいいなぁ。
もっとも、仏さまのお菓子って買ったことがないから、味も知りません。この夏はとりあえず、買って食べてみます(^^♪
あと、結婚式のときお土産に持たせる折詰いっぱいに入っている、鯛、海老、松、梅、鶴、亀なんかの練り切り、注文すればつくってくれるところが今でもあるようだけれど、確か、目の飛び出るような値段でした。あんなにありふれたものだったのに...。