2014年10月11日土曜日

結び方の本

本は、ざっと分類して本棚に立ててありますが、出し入れしているうちに、ごちゃごちゃになってしまいます。それでもよく取り出してみる本ならだいたい欲しい時に見つかりますが、あったはずなのに全然見つからない本もあります。
本棚が足りず、梯子がないと取り出せない本や、二重に並べている本、戸棚の中平積みにしている本などもあるので、持っていないと思ってうっかり二度買ってしまった本もあります。

本棚をつくってそろそろ五年、埃のたまっているところもあるので、少しずつ掃除しがてら整理しています。
でも、本は重くて、一度にたくさん持てないので、もう何日もかかっています。


紐の「結び方」の本は、好きなんですね、何冊もありました。


まず、『The Ashley book of KNOTS』(Clifford W. Ashley著、DOUBLEDAY社、1944年)です。
厚さが4センチはあろうかという大判の本で、3900種類の結び方が、7000枚以上のイラストで表されています。
 

古い友人のイエンスがこの本を持っていて、見せてもらって、すっかり気に入って買いましたが、なかなか結び方の練習ができません。
いい紐がないからだと、紐のせいにしています。


イエンスはヨットに乗るせいもあって、この中のいくつもの結び方を覚えていますが、私が本を見ないで結べるのは、トラックに積んだ荷物を締めつける結び方だけです。


『KNOTS』を手に入れるまで、おおいにお世話になっていた『結び方手帖』(藤原覚一著、築地書館、1975年)です。
きっちり丸く組んだ「こはぜ結節」のボタンをつくるときは、いつもお世話になりました。


たはっ。
試しにこはぜの結節を結んでみましたが、柔らかい紐の方はなんとかさまになっているとして、固い紐の方は、努力しても丸くもなりません。


『結び方手帖』には、下駄の鼻緒のたて方や、ゲートルの巻き方など、昔だったらたくさんの人たちが日常的に使っていた結び方も載っています。


漁網の編み方、水引の結び方なども載っていて、見ているとわくわくする本です。

 
もちろん、トラックの荷の紐の掛け方も載っています。


マクラメの本、『GRADED LESSONS IN MACRAME< KNOTTING AND NETTING』(Louisa Walker著、Dover社、1971年)は、バンコクに住んでいる頃に買いました。
 

マクラメは、祖母が紙紐でマクラメを編み、それを柿渋で固める手さげづくりを婦人会で普及していたことがあり、小学生だった私も、木箱をつくってもらってそれに合わせて、いくつか編んだことがありました。
庭にどろっとした、濃い柿渋を入れた大きな甕があり、厳重に蓋をしてありましたが、いつもそのあたりにはかすかな柿渋の匂いが漂っていました。

また、バンコクに住んでいた頃、誘われてマクラメを習っていた時期があり、タペストリーなどつくったので、マクラメはお馴染、絵を見ただけで編めます。


この本には、マクラメ以外の結びものや、編みものも載っています。


さて、この『女子手紙文』という和綴じの本は、祖母の家にあったものです。
祖母の旧姓の名字は読めますが、名前が読めません。というわけで、もともと誰の本かわかりませんが、物心ついたら、身近にありました。


手紙の書き方を参考にしたことはありませんが、付録のようについている紐結び、紋切り型などは、よく使って遊びました。

結び方の本はこれだけで十分、もう増えることはありません。
あとは、いくつか、ささっと結べるようになりたいものです。





2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

下駄の鼻緒の結び方を探していてこちらにたどり着きました
ありがとうございました

さんのコメント...

匿名さん
はじめまして。コメントありがとうございました。
ネット時代ならではのお役の立て方ですが、それが下駄の鼻緒をたてるという古めかしいことなのが面白いです。
よい下駄ができるといいですね。昔、履物屋で下駄を買うと、好きな鼻緒を選んで、その場でつけてくれましたが、ぎゅうぎゅう引っ張って、きつきつにするのがコツのようでしたよ。