2012年2月18日土曜日

マトリョーシカ


いつごろからでしょうか、ロシアのマトリョーシカは、とてもよく見かけるものになりました。

ソ連時代、マトリョーシカと言えば、黄色っぽいスカーフに黒い線描き模様が目立つ娘さんのものでした。精巧にできてはいましたが、美しいかと問われると、「.....」、素朴かと問われても、「.....」、何度見ても、そう欲しいものではありませんでした。

ところが今では、おとぎ話をテーマにしたもの、動物もの、サンタクロース、日本人が絵つけしたものなど、ずいぶん多彩になっているようです。
 

我が家にも、少しですが、マトリョーシカがあります。
招き猫のマトリョーシカは、十年ほど前に、奈良法隆寺の門前の、お土産物屋の店先で見つけたものです。
シンプルだけれど愛嬌があります。千の字がちょっと変ですが。


招き猫マトリョーシカとは対照的な、描き込んだ、魅力的な絵つけの猫です。


どちらも、以前アップしたことのあるものです。


真黒いのは、好きな絵を描くことができる、チョークつきのヴェトナム製マトリョーシカ。
なぜ、ヴェトナムでマトリョーシカ?


貝細工の、マトリョーシカの形の箱はフィリピン製です。
なぜ、フィリピンでマトリョーシカ?


これは、いつ頃のものでしょうか?
素朴で健康的な娘たちのマトリョーシカです。


2 件のコメント:

mmerian さんのコメント...

ああ、すてき!
どれも手にとりたくなります。
春さんのお家は宝の山ですね。
昨日はパスワードが見ずらくてコメントできませんでした。
今日はうまくいくかしら?

さんのコメント...

mmerianさん
そんなに難しいパスワードつきでした?確か、見にくかったら、一度パスすると、別のが出てくるのではなかったかしら。

町らしいところにあまり行かないので確かではありませんが、マトリョーシカって、いまはこけしより多く出回っているのではないかしら。陶芸家さんも、陶器でマトリョーシカをつくられる方がいます。
関係ない話ですが、日本でもっともたくさん漬けられている漬物は梅干しでもなく、たくあんでもなくキムチだそうです。
毎日同じ日常のようで、時代はどんどん変わっているのですね。