2011年11月20日日曜日

炊飯あれこれ





炊飯は、最近は圧力鍋を使うことが多いのですが、これまで使っていた磁器の鍋と琺瑯の鍋に加えて、最近無印良品の「おこげ」を買ってみました。

というのも、持っている炊飯用磁器鍋には、蓋がきっちりと閉まらないという欠陥があり、ちょっと気になっていたからです。
磁器鍋の欠陥については、購入直後にお店に聞いてみましたが、
「作者が、欠陥品ではない。吹き上がってきた重湯が隙間をふさぐから、問題ないと言っている」
と、説明されました。
迷いましたが、その当時は炊飯用の土鍋を持っていなかったので、返品せず買ってしまいました。

「ご飯は、もっと美味しく炊けるのではないかしら?」
と、美味しく炊ければ炊けるほど、高望みしてしまいます。
というわけで、磁器鍋に加えて、今回の「おこげ」の購入に至りました。

圧力鍋と琺瑯鍋は、炊飯にも使っていますが、炊飯だけの目的で買ったものではありません。




「おこげ」購入後、数日かけて炊き比べてみました。いずれも三合炊きました。
「おこげ」は、使用説明書のとおりに、20分水に浸し、中火で17分炊き、20分蒸らしました。




琺瑯と磁器鍋はこれまでやっていたとおり、20分浸し(時には省略)、沸騰したら弱火にして15分炊き、10分蒸らしました。




蓋がしっかり閉まらない磁器鍋は、沸騰したら、蒸気が逃げないよう濡らして絞った布巾で鉢巻をします。




そして圧力鍋は、蒸気が吹いてきたら、弱火にして7分炊き、10分蒸らしました。

さて、お鍋の扱いやすさは、どれも同じくらいです。
しっかり蒸らして、炊飯後しばらく水を張っておくと、鍋底を洗うのは簡単です。
炊き上げ時間は、圧力鍋がもっとも短いのですが、そう大差はありません。

肝心の味です。
どれも美味しく炊けましたが、一番もちもちしていたのは圧力鍋でした。次にもちもちしていたのは、磁器鍋と琺瑯鍋、「おこげ」が一番うるち米っぽい、言い換えればもちもちしていませんでした。
「おこげ」だけ、火加減が違ったからかもしれません。

今度、「おこげ」でも、私流の火加減で炊いてみようと思いながら、まだ果たしていません。
というのも、実験の途中でありながら、むかごご飯や栗ご飯、お赤飯などを炊くときは。やっぱり圧力鍋を使ってしまったからでした。


追伸:

なんと、「おこげ」のことを教えてくれたtoki-sappさんが、「おこげ」をアップしていました。



2 件のコメント:

toki-sapp さんのコメント...

すみません・・・
小さい方のおこげは美味しく炊けるのに、三合はちょっと圧不足なのか、確かにあっさりした炊き上がりになりますね。
炊飯用ではなく普通の土鍋で炊飯した感じに似ていますね。
構造的には長谷陶園の「かまどさん」でしたっけ、あれのような感じだと思うのですが、あちらは二重蓋なんですよね。大きいと蓄熱するのに時間がかかり、うまく炊けないのかなあと勝手に思っています。
何かうまい方法が見つかったら教えてください。

さんのコメント...

toki-sappさん
せっかくだから、美味しく炊ける方法を見つけましょう!
二重蓋は嫌だし、値段が張るのも嫌だから、そのうち、美味しく炊ける方法を絶対に見つけましょう(笑)。