2011年9月27日火曜日

西アフリカの木の実の楽器





西アフリカの楽器です。手で振って音を出します。
この楽器に使われている木の実は、モダマに見えます。モダマにしては、厚みが薄いのですが、こんな種類もあるのかもしれません。




楽器の上に、手持ちのモダマを置いて比べてみました。二倍くらいの厚さの違いがあります。




持ち手は竹のように見えますが、葦の親分のような草です。太く、硬くなり、中が詰まっています。
もっとも、竹でも空洞にならない種類がありますが、西アフリカの方には竹が生えていないと思います。




アサラトをペアで使うものだと知らないころ買いました。両手の指に引っ掛けて、手を振って、木の実を打ち合わせて使う楽器です。
アフリカ関係のイベントで手に入れたものです。

もともと音楽は苦手なのに、ガーナで彼らとの音感の違いをいやというほど知らされたので、アサラトを練習してみる気にもなれず、ただ木の実を愛でています。

西アフリカの人たちは、缶詰の空き缶だろうと、釘だろうと、打ち合わせたとたんに身体が動きます。連続して聞こえてくれば、よちよち歩きの子どもでさえ、身体中でリズムを取ります。

木の実の中には、トウアズキが入っているそうです。
どうせ、ペアで使うものですから、もう一セット買って、これをばらしてみればいいのですが、もったいながりやで、とてもできません。




それにしても、これは何でしょう?アサラトにしては、木の実はきれいに削られてしまっているし、模様は南米的です。

アサラトはもともと、お母さんが子どもにつくってやるおもちゃだったそうです。




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