2011年5月17日火曜日

木彫りの鉢





北ルソンの木の鉢です。




さすが籠編みの名人、イフガオのつくった鉢、周りにぐるっとラタンを編みつけています。




割れ目があった木を使ったので、補強のためにラタンを編んだのでしょうか。それとも、使っていたうちにひび割れてきたので、補強したのでしょうか。
いずれにしても、大変な作業だったと思います。直径は45センチあります。




朝鮮の、お米を研ぐ鉢です。





内側に、段がついています。
こんな、美しい鉢で、朝鮮の人たちはお米を研いでいたのです。もしかして、今もこれを使っている人たちがいるのでしょうか?




日本には、なぜ伝わらなかったのでしょうか?
近い国なので、不思議な気がします。




裏も、素敵です。




木の鉢が好きですが、果物を盛るには大きすぎて、場所をとります。
また、飾っておくには、高さが足りないので、飾り映えしません。
かと言って、立てて飾るには、深さがありすぎます。
で、幾つも重ねて、しまってあります。

なんて文句をいう筋合いのものではありませんので、これ以上増やさないように心がけています。



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