2010年10月31日日曜日

足のバドミントン



東南アジアに、セパタクローという球技があります。
ラタン(藤)で丸く編んだボールを、足と、ときには頭も使って蹴ります。手は使えません。

競技は、ネットを張って、二手にわかれてバレーボールのように戦いますが、普段は円陣をつくり、みんなで交互に蹴り上げて遊びます。三人くらいから、十人くらいまで遊べますが、それ以上の人数になったら、輪をいくつもつくればいいのです。
みんな、ラタンの硬いボールを痛がりもせず、裸足で上手に蹴り上げて、いつまでも遊びます。

そんな、足がちょっと痛いタクローではなく、カンボジアには、羽を蹴る遊びがあります。
鶏の羽に、豚の皮をさしてつくった、足版バドミントンです。




タクローほどには飛ばないので、こちらの方が、上手に飛ばすには体力が要るかもしれません。
最近では、鳥の羽と豚皮のものは少なくなり、プラスティック製のものが増えてきました。



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