2010年2月25日木曜日

ガネーシャ



1月のタイ・カンボジアへの旅、ほぼ10年ぶりでしたので、会いたい人、食べたいもの、手に入れたいものなどリストアップして行きました。

会いたい人。最も会いたかったのに、クラチェというプノンペンから遠く離れたところにいて、残念ながら会えなかった友人とは、電話で話すことができました。
食べたいもの。これは胃の方に限界がありますから、全部とはいきませんでした。バンコクでの食事はけっきょく屋台ですませたというか、屋台を優先したので、土鍋でカニと春雨を蒸したものとか、雷魚のスープなど、レストランで食べる料理は、食べられませんでした。でも、おそば類を堪能して、大満足でした。
買いたいもの。お線香、ヤシ砂糖、CD、ランプシェイドなど、予定していたものはほとんど手に入れることができたのですが、砂岩のガネーシャは、売っていたお店がなくなっていて、手に入れることができませんでした。
あきらめていましたが、新しくなったプノンペン空港の中のお店で、チーク材を彫って彩色したガネーシャを見つけました。

カンボジアのガネーシャは、アンコール期の石像を模したものだと思いますが、でっぷりしています。ガネーシャは知恵の神様ですが、我が家では勝手に、椎間板ヘルニアで障害を持っていた犬の守り神にしていました。障害とは関係のない、不慮の事故で昨年死んだ犬の鎮魂のためにも、是非手に入れたかったので、空港で出会えて幸いでした。




これはインドのガネーシャ、死んだ犬の守り神でした。美しい木彫りです。






轆轤で引いた木を組み合わせてつくったガネーシャは、小さいころ遊んだおもちゃを思い出させてくれます。インドではなく、どこでこんなふざけたようなものをつくるでしょう。インドは、本当におもしろいところです。



こんなガネーシャもあります。

以前、プノンペンの博物館の特別展でガネーシャを見たとき、改めて魅了されました。大好きな神様です。

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