2009年12月13日日曜日

発想の転換



野菜を切るとき、包丁を持って、まな板の上で切るのを当然と思っていますが、日本を出てみると、そうは思ってない人がたくさんいることに気がつきます。

ナスを手に持ち、手前から向こうに向けて、鉛筆を削るように皮をむく人。タマネギを、まな板を使わないで手の中でみじん切りにしてしまう人。など、ちょっと日本にはいません。

そして、インドやバングラデシュで厨房を覗いてみると、楽しくなってしまいます。包丁を地面に置いておいて、野菜を両手で持って包丁に押しつけて切るのです。切るだけでなく、皮もむいてしまいます。

これは、その包丁です。折りたたみ式になっていて、




開くとこんな感じになります。もっとも、普通に使われている包丁は、このように携帯式にはなっていませんが。

東京の郊外の武蔵小金井で、お家がかつてお百姓さんだった友人の話では、籾殻の中に入れて暮れまで取っておいた栗を、お正月の栗きんとんにするために、おばあさんが、丸太に突き刺した包丁の刃を手前に向けて、それで皮をむいていたのを覚えている、と言っていました。すごい!。日本でもそんなことをやっていた人もいたのですね。




こちらは、みじん切り専門の包丁です。赤い持ち手のものは、パレスチナの雑貨屋で買いました。安っぽいプラスティックの柄に、なまくらの刃がついたイタリア製です。
友人がこれでパセリをみじん切りしていたので、好奇心旺盛な私は、早速手に入れてやってみました。やっている気分は楽しいけれど、どうでしょうか。忙しいときは、みじん切りも、おいもの皮むきも、普通の包丁でやってしまいます。

右の片手で使うものは、ずっと以前から持っていたものですが、左の二つは赤い包丁以後に、手に入れました。いずれも、ハーブチョッパーです。形といい、質感といい、とっても味があり、今できのものと比べてみると、手でつくっていたものを工場で同じ形でつくるとつまらなくなる、という見本みたいです。イギリスの古いものです。

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