2018年5月25日金曜日

ゼリーの型


ガラスのゼリー型は、シンプルなものと、菊の花形のもの、それに金魚型のものを持っています。


そこに、梅の花と三つ葉のゼリー型が加わりました。


三つ葉というのは、底に三つ葉の模様があります。


ほかは、縁がなめらかですが、三つ葉は縁が切りっぱなし、ガリガリしています。
このほかに、桜の型もあるようです。


戦中戦後に家庭でよく使われたって、本当でしょうか?


こんなのとか、


こんなのとか、西洋のガラスのゼリー型はよく見かけますがもっと大きいものです。
もしかしたら日本のゼリー型は家庭ではなくて、お菓子屋さんで使っていたものでしょうか?





2018年5月24日木曜日

畳屋さん、役立ちました

先日、畳屋さんが来ていたおり、
「古い断熱材が要りませんか?」
と、訊かれました。
今では畳は、稲わらで厚みを出すのではなくて、厚い断熱材を主にしたり、薄い断熱材を、ほかの詰めものに足したりして畳をつくります。そして、古い畳の断熱材の処理に困っているので、もし必要なら持ってきてあげるとのこと、二つ返事でいただくことにして、後日畳屋さんを訪ねました。


畳屋さんは店頭に、きれいなもの、ちょっと傷んでいるものに分けて、断熱材を準備してくれていました。
それを、全部いただいてきました。


すごい量の断熱材です。
これで、ホールのコンクリートの上に敷く断熱材を買わなくてもすむことになりました。


畳に縫い込んでいた断熱材ですから、ぷつぷつ穴が開いていますが、気にしません。


ホールのコンクリートの上に、レベルを出しながら根太を置き、根太の間に断熱材を敷き、その上に足場板で床を張ります。


足場板は、厚み45ミリ、長さは4メートル強あります。
ずいぶん前に買ってきて、乾燥させていたのですが、それでも重くて、私一人では持てません。長さを切らずに鉋をかけ、相じゃくり加工して張るのですが、夫が一人で頑張っています。


だいぶ、できてきました。


材が長いので、どうしても中ほどに隙間ができそうになったりします。
それを、真ん中で自動車のジャッキで締めつけながら張っています。




2018年5月23日水曜日

陽だまりのトラ


相変わらず、猫のトラは、お陽さまの下が好きです。
「まったりするなぁ」
 

ある日、お手洗いに行こうとしたら、その前を占拠していました。


「ん?何か御用?」
 

「いやぁ、天国、天国」
しかたなく、別のお手洗いに行きました。






2018年5月22日火曜日

ビルマのビール


M+Mさんから、ビルマ土産のビールをもらいました。
今では世界中アルミ缶、どこのビールの味も似たり寄ったりですが、いろいろな地域のビール、とっても嬉しいものです。


半国営なのでしょうか、どちらもミャンマービールです。


癖はなかったけれど、なかなか美味でした







2018年5月21日月曜日

ヤノマミの籠


これも、マナウスからのお土産の、アマゾンに住む先住民のヤノマミの編んだ籠です。
ラタンが主で、一部蔓も使った籠でしょうか。

『人間が好き』(長倉洋海写真・文、福音館書店、1996年)より

ヤノマミの籠といわれて、すぐ思い出すのは、森の中を歩くとき、頭に引っ掛けて背中で運ぶ背負子です。この写真では、どんな籠を背負っているのかわかりません。

『人間が好き』より

背中から降ろしている写真もあります。
右の籠は何となく想像がつきますが、左の籠は透かし編みでしょうか。

『人間が好き』より

ヤノマミは、生の(ヤシの?)葉も編むようです。

『人間が好き』より

いただいた籠は比較的固い素材で編んでありましたが、柔らかい素材もいろいろ使われているようです。


ところで、ヤノマミの籠の編み方は、遠く離れた南アフリカのコサの籠とまったく一緒です。
浅い籠で、目にしやすいのは内側にもかかわらず、コサの籠もヤノマミの籠も、材料をつなぐときの処理を内側でしています。


そのため、コサの籠には端がぷつぷつ出ているし、


ヤノマミの籠も、外側の方を美しく仕上げています。
左が外側、右が内側です。


外側を滑らかに仕上げているのは、持った時の感触を大切にしているからでしょうか?

たぶん、コサとヤノマミが出会うことはないと思いますが、お互い出会って、籠談義をしてもらいたい気がします。





2018年5月20日日曜日

アマゾンの籠

ふぢこさんのお連れ合いから、ブラジル、マナウスのお土産をいただきました。


この籠を見たとき、ブラジルのものとは思わず、
「あれっ、インドネシアにもいらしたのですか?」
と、とんちんかんなことを言ってしまいました。

網代編みでつくっているところ、赤や黒に彩色したラタンで斜めに模様をつくるところ、ラタンが柔らかくてしなるところなど、インドネシアやマレーシアの先住民がつくったものだと思ってしまいました。
「いえ、ブラジルでよく使われている籠です」


私の持っているマレーの籠の中にそっくりなものがあったらお見せしようとさがしてみましたが、一目見ただけでそっくりというものは見つかりませんでした。
それでも、原理が似たものがいくつもありました。


「わぁ、さすがにアジアは細かいですね」
まぁ、そうとばかりは言えないかもしれません。というのは、私は細かいもの、大まかなものいろいろ見ましたが、たぶん細かくできているものを選んで手に入れてきたのだと思います。


網代編みで模様を出しているのですから、ラオスのもち米入れとも似ています。
ただ、ラオスの籠の模様は幾何学模様ではなくて、文字(ラオス語)が書かれています。


バリの古い籠と比べてみると、さすがに模様の細かさが違います。


このような編み方の籠は、底、しかも底の四隅が一番傷みやすいのですが、バリの籠は底は太いラタンで編んであります。


右はボルネオ島サラワクの籠、網代には編んでないのですが、似たつくり方で、籠全体がしなやかにたわみます。


ラタンはヤシの一種で、その属の中に380種類くらいあります。
ボルネオの熱帯多雨林とアマゾンの熱帯多雨林では植生は違いますが、気候環境が似ているので、似たようなラタンが採れるのかもしれません。

『FOLK ART OF THE AMERICAS』より

『FOLK ART OF THE AMERICAS』の中に、似た籠を見つけました。この本によると、この籠をつくっているのは、ティリヨーという先住民だそうです。
いただいた籠もティリヨーの人々がつくったのでしょうか。








2018年5月19日土曜日

京生まれどすえ


さしたる特徴のない招き猫、柔らかい泥を、型に流し込んでつくったもので、おそらく京都で売られていた、土産ものの猫だと思われます。
新京極あたりの、修学旅行生相手の土産もの屋が並んでいるあたりの、手軽な土産ものだったのでしょう。


大きい方も、京都のお土産猫です。
チープ感が漂っていますが、今も売られているのでしょうか。


大きい方の猫は底に、「京都市・市観光協会 推奨 501」と書かれたシールが貼ってあります。

戦後、千万両と書かれた小判を持った常滑系の招き猫が大衆食堂の店先を中心に、日本国中を席巻しました。そんな、小判を持った招き猫全盛の中で、京都の招き猫たちは小判も持たず、独自のスタイルを持っていました。


もっとも、若いころの私が好きだったのは、参寧坂や清水坂で売られている豆人形で、学生時代もよく行きましたが、倉敷にあった祖母の家に行くために京都を通るとき、途中下車しても行ってみたのは、いつも参寧坂や清水坂界隈でした。


参寧坂にあった、大きなガラスのショーウインドーのある店は、かわいい豆人形をたくさん並べていましたが、いつ行っても閉まっていました。
この店にはおそらく、前後十年くらい通ってみたと思いますが、結局開けていた時があって目的を達したのか、あるいは閉まったままだったのか、今となっては記憶もあやふやですが、この羽織姿の招き猫がそこにいたような気がします。


さて、お土産ものの京都の猫ですが、こうやって並べてみると、「安もの感」より、「都のみやび」を漂わせていると思うのは、私だけでしょうか。
大きい猫は、傷ついているからと値引きしてもらって、今はない中野の招き猫専門店で買ったものですが、2011年の地震で脇腹に穴が開き、破片が中に落ちていて、ジャラジャラと嫌な音を立てます。
そんな傷だらけの猫ですが、脇腹に穴が開いただけで3.11を生き抜いたなんて、奇跡のようでした。